夏のソワレ - 1/16

◎前置き

4月から海沿いの地方都市・南海に引っ越してきた高校2年生の愛子。
一学期を無事に終えて、煌く夏の海を前に気づいてしまった梧桐への恋心。過去のことも今の状況も、時期ではないと教えてくれるのに、始まりだしたら、もう後戻りすることが難しいほど大きく膨らんでいた。
そして始まったのは、長いようで短い高校2年の夏休み。そんな思いを抱えたまま、8月にはソワレや花火大会、谷川へのオーディション付き添いなどのイベントが控えていた。

 

登場人物(振り返り用)

◇衣沢家
衣沢愛子(きぬさわあいこ)……南海エリアの臨海高校2年生(C組)。谷川から南海の臨海高校に編入。
衣沢充(きぬさわみつる)……愛子の弟。小学生6年。
神村逸子(かみむらいつこ)……愛子と充の叔母。二人の保護者。

◆臨海高校
梧桐秋也(あおぎりあきや)……臨海高校2年生&実行部トップ(A組)。陣幹部のナンバー3。眼鏡こだわり派。
青山悟(あおやまさとる)……臨海高校2年&実行部(B組)。陣幹部のナンバー5。軟派な超美男子。
芥川純(あくたがわじゅん)……臨海高校2年生&実行部(C組)。陣の上位メンバー。茶髪の大男。
日比野勇臣(ひびのゆうしん)……臨海高校2年生&実行部(C組)。陣の上位メンバー。潤滑油のような男。
真木京子(まききょうこ)……臨海高校2年生(C組)。強気な和風美人。
木村マミ(きむらまみ)……臨海高校2年生(C組)。天然で小心者な黒ギャル。
野沢直子(のざわなおこ)……臨海高校2年生(C組)。のんびりとした超長身細身女子。
浅見ルナ(あさみるな)……臨界高校2年生(A組)。カリスマあふれる美人で、南海では抜群の知名度を誇る。
乙坂由美(おとさかゆみ)……臨界高校2年生(A組)。浅見の親友。身長が低いが、石頭&物怖じしない性格。
宝田総司(たからだそうじ)……臨海高校2年(B級)の陣メンバー。ソワレのレパスホールリーダー。
伊地知(いじち)……臨海高校2年(D組)の陣メンバー。ソワレで愛子が働くレパスホール総括で、料理長。

◆ソワレ・陣関係者
陸奥英司(むつえいじ)……17歳。南海の若者世代のコミュニティ『陣』のトップで、ソワレの実行役。
笠間稜(かさまりょう)……17歳。陣幹部のナンバー2。実家のバイク屋勤務。

◆南海の住人
坂道真知子(さかみちまちこ)…南海駅前の純喫茶『海音』の店主。愛子の一つ目のバイト先。逸子の後輩。
山本夫妻(やまもとふさい)……臨海高校近くの商店街の惣菜屋。愛子が9月から始めるバイト先。